今回は情報デザインについて学んでいきます。
いきなり情報デザインと言われても、難しいと感じるかもしれませんがとても身近な分野についての話なので、構えることなく楽しんで学んでいきましょう!
情報デザインとはなに?
情報デザインとは、効果的なコミュニケーションや問題解決のために、情報を整理したり、情報を受け手に対して分かりやすく伝達したり、操作性を高めたりするための方法および技術のことである。
また、社会の中にあるさまざまな情報を受け手に分かりやすく伝えるための手法。
情報バリアフリー
現代社会において、障がい者や高齢者などが情報を送受信することは大切であるが、それを妨げるバリアはまだ多く、そのバリアを取り除くことを情報バリアフリーという。
身近な情報バリアフリーの例でいうと、点字や看板の文字による情報伝達、フードコートなどでの振動呼び出し機器などがある。
ユニバーサルデザインとは
年齢や言語、国籍、身体能力に依存することなく、多くの人が柔軟に直感的に使いやすい製品や生活しやすい環境を設計することをユニバーサルデザインという。
身近なユニバーサルデザインの例でいうと、自動ドアや料金投入口の大きい自動販売機、ピクトグラムなどがある。
Webアクセシビリティとは
障がい者や高齢者などの身体機能に制約のある人に、Webページで提供されている情報に問題なくアクセスし、利用可能にできることをWebアクセシビリティという。
例えば、グラフや動画など、テキスト以外のわかりにくい要素には、同じような内容を記述した代替テキストつけたり、視覚障がい者に対しては音声読み上げソフトウェアにより情報を伝えられ、Webアクセシビリティを高めることができる。
情報を色の違いなどで表しているページは、色の判断が困難な人にとっては、情報がうまく伝わらないため、Webアクセシビリティが高いとはいえない。
ユーザビリティとは
アプリケーションやWebページを閲覧している中で、使いづらいなと思ったことがあるだろう。ソフトウェアやWebサイトなどの使いやすさのことをユーザビリティといい、できるだけ分かりやすく簡単な操作でアクセスできることや、使っている中でストレスや戸惑いを感じないものが、優れたユーザビリティといえる。
ユーザビリティの低下の原因として、ユーザインタフェースが実際に利用する人の特性にあっていないということがあげられる。
ユーザインタフェースとは
実際に利用する人が機会などに見たり触れたりする部分、情報の表示形式や、データ入力方式、ボタンの操作感のことをいう。分かりやすくしたり使いやすくしたり、さまざまに工夫されている。
ユーザインタフェースは英語でUIと呼ばれることもあるので注意が必要。
まとめ
今回は情報デザインについて学びました。ユニバーサルデザインやユーザビリティについて問題でよく問われることが多いので、自分の中でいくつか例をあげれるようにしておこう!
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