情報通信ネットワークとデータの活用

【情報Ⅰ】Webとメール

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今回はWebページやメールがどのように動いているかを学びます。普段からWebページを見たり、メールを使っていると思うが見えないところではどのようになっているのかを学んでいこう!

Webページ

Webページについての詳しい説明は【情報Ⅰ】情報デザイン Web編で説明しているのでそちらを確認してください。今回はそこでは扱わなかったものを説明していきます。

クライアントサーバシステム

クライアントサーバーの関係を持つクライアントサーバシステムは、情報やサービスの提供と利用を効率的に行うための仕組みです。

クライアント

クライアントとは、情報やサービスを必要とする利用者のことです。例えば、パソコンやスマートフォンのアプリケーションを使ってウェブサイトにアクセスする場合、そのパソコンやスマートフォンがクライアントになります。

サーバー

サーバーとは、情報やサービスを提供するコンピュータやシステムのことです。例えば、ウェブサイトのデータやファイルを保存・管理し、クライアントからの要求に応じて情報を提供するのがサーバーの役割です。

クライアントとサーバーはネットワークを通じて通信を行います。クライアントはサーバーに対して要求(リクエスト)を送信し、サーバーはその要求に応じて情報やサービスを提供します。この要求と応答のやり取りを通じて、クライアントとサーバーは連携して機能します。

例えば、ウェブブラウザを使ってウェブサイトにアクセスする場合、ウェブブラウザがクライアントとなり、ウェブサーバーがサーバーとなります。クライアントはウェブサーバーに対して要求を送信し、ウェブサーバーは要求されたウェブページをクライアントに送信します。このようにして、クライアントはウェブサイトのコンテンツを閲覧することができます。

WWW

WWW(ワールドワイドウェブ)とは、複数のWebページやドキュメントがハイパーリンク(リンク)によって相互に結び付けられています。ハイパーリンクは、テキストや画像などの要素をクリックすることで、別のウェブページやリソースに瞬時に移動することができる仕組みです。
WWWはHTTPというプロトコルを使って通信をしています。
WebページはHTMLという言語で書かれている。

Webページのデータはサーバーに保存されており、URLを使ってどこのサーバーと通信するのかを指定することができる。実際のURLは「https://ottymaru.com/」このような感じである。

電子メール

電子メールとは、インターネットを通じてメッセージやファイルをやり取りするための電子的な手段です。

通常、電子メールはコンピュータやスマートフォンなどのデバイスを使って送受信されます。メールを送るには、相手のメールアドレスを知っている必要があります。メールアドレスは、ユーザー名ドメイン名(例: example@example.com)から構成されています。

電子メールのメッセージは、テキストや画像、添付ファイルなど、さまざまな形式の情報を含むことができます。メールは通常、件名や本文、送信者、宛先などの要素から構成されています。

電子メールの送受信

電子メールを送信する時はSMTPPOPIMAPというプロトコルを使い通信を行っています。

SMTP

SMTPは、送信者のコンピュータからメールサーバー(送信サーバー)にメールを送信し、そのサーバーがメールを受け取り、宛先のメールサーバー(受信サーバー)に配信します。このとき送信に使うサーバーをSMTPサーバーと言います。

POP

POPは、メールサーバーからメールをダウンロードして受信する仕組みです。POPでは、メールが受信されるとサーバーから削除され、メールボックス内のメッセージは通常、受信したデバイスにのみ保存されます。そのため、POPを使用してメールを受信すると、他のデバイスからはそのメールにアクセスできなくなります。このときのメールサーバーをPOPサーバーと言います。

IMAP

IMAPは、メールサーバー上に保存されたメールに直接アクセスすることができます。つまり、メールを受信サーバーに残したまま、複数のデバイス(コンピュータ、スマートフォンなど)から同じメールボックスにアクセスできます。IMAPは、メールの管理や整理、既読/未読の状態の同期などの機能も提供します。このときの受信サーバをIMAPサーバーとも言います。

POPとIMAPはどちらも受信側で使われるプロトコルだが明確な違いがあるので覚えておこう!

まとめ

今回はWebと電子メールがどのように動いているかを学びました。今回のところはあまり想像しにくい内容だったかもしれないがそれぞれの用語はテストでも問われることが多いのでしっかりと覚えておこう!

おすすめの記事

Table of ContentsToggle Table of Content

コメントを残す

*