情報と社会の問題解決

【情報Ⅰ】個人情報とは

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ここでは、個人情報について学んでいこうと思います。このサイトを見るために使っているスマートフォンやパソコンは個人情報が大量に詰まっています。不正な利用をしないように、そして、利用されないように個人情報に関する知識を身に着けていきましょう!

個人情報

個人情報とは、氏名・住所・生年月日・性別・電話番号・学歴・職業・顔の写真などの個人を識別できる情報のことを言います。ほかの情報とも組み合わせて個人を識別できる情報も個人情報に含みます。氏名・住所・生年月日・性別の4つは基本四情報といい、個人の識別において最も重要となる情報と言われます。スマートフォンの中には自分と他人の個人情報が大量に入っています。流出すると大きな被害が出るので、取り扱いには注意しましょう。

個人識別符号

運転免許証やパスポート、マイナンバーに書かれている番号や、指紋などの身体情報も個人を特定できる情報となります。これらは個人識別符号と呼ばれ、個人情報と定められています。

要配慮個人情報

本人の人種・信条・社会的身分・病歴・犯罪の経歴・犯罪によって害を被った事実などが流出することで、当人に偏見や差別などが生じてしまう情報を要配慮個人情報といいます。これらの情報の取り扱いには特に配慮が必要となります。

個人情報保護法

正式には「個人情報の保護に関する法律」といいます。上に書いてある個人情報は、この個人情報保護法で定められたものです。個人情報保護法は、個人の権利利益を保護することを目的として、個人情報の取扱に関する基本的事項が定められているものです。

プライバシー

みなさんも他の人のバレたくない情報を持っているのではないでしょうか。好きな人や趣味、現在地など他人にバレたくないと思っている情報があると思います。他人の干渉を許さない、各個人の私生活上の自由のことをプライバシーといいます。インターネットでも、プライバシーは保護されなければなりません。

本人の許可なしに写真を撮ったり、利用されたりしない権利が認められており、この権利を肖像権といいます。写真をSNSなどにアップしたいときは、本人の許可を取るようにしましょう。

提供・流出・保護

会員登録をしたりするとき、ユーザ情報などを登録したことがあるのではないでしょうか。ゲームやネットショッピングをするとき、私たちは個人情報を提供することがあります。個人情報やプライバシーの管理方法が不適切であった場合、情報が流出することなどもあるので、利用規約などを読み、情報を提供するかどうかを慎重に判断する必要があります。

偽サイトなどを作ってIDやパスワードを不正に入手しようとするフィッシング詐欺や、キーボードの入力を記憶するキーロガー個人情報を自動的に送信するスパイウェアなどによって個人情報が流出する被害があります。個人情報を守るために、どのような手口で個人情報が収集されているのかを知ることも大切です。

個人情報が流出してしまうと得をすることなんてありません。トラブルに巻き込まれる原因になってしまいます。個人情報の保護体制が整っている事業者にはプライバシーマークが与えられます。このマークを見ることで、私たちは個人情報の取扱いが適切かどうかを判断することができます。

オプトアウト

オプトアウトとは、ユーザに許可を取ることなく、宣伝広告などを提供する方法を言います。事業者にサービス中止を伝えると、提供が止まります。

オプトイン

オプトインとは、ユーザが情報を受け取ることいn許諾の意思を示してから提供を受ける方法をいいます。事業者にサービスを利用する意思を伝えることで提供が開始します。

DNT(Do Not Track)

ウェブに閲覧履歴を追跡されないように要求すること。ネットでの行動履歴などを事業者に収集しないように要求することです。「要求」であり、拘束力はありません。

忘れられる権利

ウェブ上にある個人情報を削除したり、検索結果によって表示されないように求める個人の権利です。

まとめ

個人情報について学んできました。個人情報に関する規約や個人情報を抜き取る手口など、トラブルに巻き込まれないように知識は身に着けることはできましたか?ここには書かれていない方法を使った手口などもあるので、個人情報を保護する!という気持ちを忘れずに情報社会を生き抜いていこう!

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