情報社会

【高校 情報Ⅰ】情報社会〜個人情報〜

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今回は個人情報について学んでいきます。
ネット社会を生きる皆様にはこの個人情報というのは避けては通れないものだと思います。
SNSを正しく使うためと定期テストと共通テストの点数を上げるためにしっかり個人情報について学んでいきましょう!

個人情報とは何?

個人情報とは単独または複数の組み合わせによって個人を識別できる情報のことである。例を上げるとキリがないぐらい多いのでここでは有名なものをいくつか挙げておく。
例:氏名、電話番号、メールアドレス、住所、マイナンバー、年齢、性別、生年月日、運転免許証の番号、指紋や虹彩のデータ、健康状態、思想など
個人情報はさまざまな種類があるがその中でも氏名、住所、性別、生年月日の4つを基本四情報と言われている。

個人情報保護法

個人情報保護法は個人情報の流失などを防ぐために作られた法律で個人情報を取り扱う事業者に対して情報の取り扱い方をただめた法律である。基本的には個人情報を第3者に伝えるときには提供者の同意が必要だが人の生命の保護のために必要な場合などは同意なしで伝えてもいい場合がある。

個人情報に関係する権利

これから説明する3つの権利は法律などで定義されているものではないが裁判の判例で認められた権利である。

プライバシー権

プライバシー権は私生活に関わる情報を他人に知られない権利である。

肖像権

肖像権は自分の姿が撮影されたりすることについて許可や拒否の有無を自由に選択することができる権利である。

パブリシティ権

パブリシティ権は有名人や著名人の名前や肖像を無断で商品化したり、宣伝などに使用したりできないようにする権利である。

個人情報を守るために

今回は個人情報を守るために重要なことを2つ紹介しておきます。
この2つはとても重要なことなのでテストに出る出ない関係なしにしっかりと理解しておくことが良いでしょう。
学校の先生としても社会で役立つ知識を生徒に与えたいと思うのでもしかしたらこの内容がテストで狙われるかも!

SNSなどの使い方

最近では小学生でもSNSを発信する時代になり、情報で溢れる世の中だが発信をするときに気を付けないと個人情報が流出してしまうことがある。

文字による情報
例:「今日、家の近くにある〇〇っていう店に有名人の□□さんが来てたんだって 見に行けばよかったな」という投稿をした場合は〇〇という店の近くに住んでいるということが見ず知らずの人に知られてしまう。
例:「今日の体育大会楽しかった‼︎ 特に部活対抗リレーはめちゃめちゃ盛り上がった!」という投稿をした場合は何月何日に体育大会があったかがわかるのでどこの学校に通っているかが見ず知らずの人に知られてしまう。

画像や動画による情報
例:コンビニが映っている投稿をした場合はコンビニの種類、コンビニの形、駐車場の形、周りの建物などでどこのコンビニかが特定されていまう。

ここに例を挙げたこと以外にも何気なく投稿したことにより自分の個人情報が見ず知らずの人に知られてしまうのでインターネットに投稿するときは注意したほうがいい。

何かのサービスを使うとき

最近はインターネット上のサービスが増えてきて新規登録をしたり、ログインすることが多くなってきた。しかし新規登録したり、ログインするときも注意が必要である。これからどのようなことに注意すべきかを紹介していく。

アカウントを新規登録するとき
アカウントを新しく作ると入力すべき内容がたくさん出てくる。その中でもメールアドレスとパスワードを入力するときは注意してほしい。インターネットのサービスも絶対安全なものはない。最近でも会社が管理している個人情報が漏洩してしまう事件がよく起きる。複数のサービスを同じメールアドレスとパスワードにしておくとどれかのサービスで個人情報が流出してしまうと他のサービスにもログインできてしまうのでとても危険である。新規登録するときはサービスごとにパスワードを変更するようにするべきである。

サービスにログインするとき
ログインするときはほとんどの場合でメールアドレスとパスワードを入力する。このとき気をつけて入力しないと最悪の場合アカウントが乗っ取られてしまう。少なくとも次の2つは意識しておく必要がある。
・パスワードを入力するとき他にスマホの画面を見れる状態の人がいないか確認する
ハッキングの1つの方法で「ショルダーハッキング」というものがある。これは画面にパスワードを入力する肩越しにパスワードを見て、記憶してしまうという方法である。ショルダーハッキングの対策としてはパスワードを入力する前に周りを見渡して画面を見れる状態の人がいない確認することが良い。人以外にも監視カメラなどにも注意する必要がある。
・ログインするときのWebページは公式のページかどうか確認する
近年、ショートメッセージやメールで「アカウントのセキュリティを強化するために必要な情報を登録してください」や「アカウントに不正なアクセスがありました。ログインして確認してください」といったメッセージがくることがある。このときにURLが公式のものなのかしっかり確認する必要がある。もし公式のものではなかったり怪しかったりしたらURLを開かないにようにしよう。1つ簡単な見分けかたを紹介しておくとURLの先頭が「https://」か「http://」のどちらかを確認して「http://」の方は開かないようにしたほうが良い。この2つの違いは「s」がつくかつかないかで「s」がつくページは暗号化されているので比較的安全で「s」がついてないと暗号化されていないので危険である。

まとめ

今回は個人情報について学びました。どのような情報が個人情報にあたるのか、個人情報関する権利はしっかりと理解する必要があり、個人情報を守る方法は理解し日々意識して安全にインターネットを使っていこう!

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